<2020/11/21 06:00>全体的な更新。コベツバ算数解説、受験ドクター解説を更新、アンケートサイトの紹介を追加。
11/20はサピックス 5年夏期講習マンスリー確認テストでした。受験された方、お疲れさまでした。受験ドクターが速報解説と平均点予想を行う予定なのでレビューいたします。
SNS動向
算数が易しめだったことにより10月のマンスリーより点数を取りやすかったようです。国語は普通、理科は取りやすい。社会が難しめ。算数は易しめだが問題が多く、ミスの有り無しが点数を分けたような印象です。
今後随時アップデートいたします。
自己採点アンケート
以下のサイトで自己採点アンケートをやっています。
父と息子の2022年中学受験日記: 5年11月マンスリーテスト自己採点アンケート
受験ドクター速報解説
本日22時より速報解説が行われます。
国語 解説
漢字は7割を目指す、標準的な内容。間違えやすいものは特になし。
語彙問題は間違った問題を集めてノートにまとめておく。答えだけでなく選択肢のものも集める。最初に見当をつけて探す方が早い。知己。不平不満。
論説文:外山滋比古さんの文章、今年亡くなったので出題される可能性がある。外山さんの文章にしては読みやすい文章。
間違いやすい言葉「気の置けない」、「情けは人の為ならず」。これらの言葉の具体例を挙げている。筆者がいいたいのは言葉は懐が深く、ことわざは解釈の幅がある。ということ。意味がわからなくても読んでいけばわかる内容。
問2 接続語、理屈・前後のつながりで判断すること。感覚で入れない。
問4 具体例の意味問題。問5 情けは人のためならずの解釈、本来の意味と妙(=変)な意味のポイントを観点を揃えて書く。両方書かないと〇にならない。
正誤問題は本来は本文との照らし合わせが必要なので時間がかかる。
物語文:登場人物の関係が少し複雑。親族関係の呼び方が苦手な人は把握しておくこと。いとこまでは知っておく。伯父・叔父や伯母・叔母というように2種類書き方があることも注意。問2正答率が高そう。問5父を否定しているわけではない、間違った人は誤読している可能性。傍線部のきっかけを正しくつかむ。
全体的に問題は素直、取りにくい問題は非常に少ない。点数は上がるのでは?
平均点予想:85~90,90前後も
理科
非常に計算単元、生物単元。ボリュームが多かった。出題はテキスト通りなので、しっかり準備できた子供は点数が取れたのでは。
生物:小問集合。オーソドックスな問題。全問正解しておきたい。さつまいもは根、レンコン、じゃがいもは茎を食べている。
電熱線:受験問題では難しい単元だが、今回は知識と資料で十分対応できる。電気抵抗に注目し、直接・並列、断面積・長さがかわるとどうなるのかという問題。抵抗が大きいニクロム線が発熱量が大きくなる。問題としては標準的。
気体発生:酸素発生、実験器具。計算。二酸化マンガンの量には酸素の発生量には関係しない。
昆虫のからだの作り、生態系:足が何本かどこから出ているか。不完全変態と完全変態の両方を覚えること。分解者が出題されたが、生産者・消費者も説明できるように。
溶解度:最後に計算問題。時間がなかった人は復習しておくこと。溶け残りがある場合の濃度。溶け残りは溶液に含まれない。表1と表記を合わせて38.0と書く。
問題の難易度は標準、テキストにあるもので点が取れるが、問題数が多く、電気単元が前半にあるので点数分布が広がる形かと思われる。
平均点予想:55点前後
社会
後半からかなり難しくなる。全体的にも難しかった。
[1]政治史。[2]が文化史で差がつき易い、過去のマンスリーと比べても細かいところを聞いている。
[1](1)基礎(2)難しい(3)選択肢がまぎらわしくなってくる。知らない知識に飛びつかない。(6)正誤問題。内容だはなく時代が違うものが入っている。(7)選択肢の比較的細かいところが違っている。(8)場所を選ぶ問題、普段の学習から地図を意識する。関ヶ原だけでなく、長篠、桶狭間も押さえる。(10)幕府の仕組み。薩摩藩は鹿児島。
[2]文化・産業 平安・鎌倉は時代を混合しやすい。金剛力士像。古今和歌集(平安)・平家物語(鎌倉)の区別。(3)産業史の定番。(4)差がつき易い問題。(6)室町時代の一揆。山城国一揆、年号を知っていないとキツイ。(8)正誤問題。金閣・銀閣を建てた将軍と時代。取っておきたい問題。
回を追うごとに選択肢の難易度が上がっている、内容がふさわしくない・時代がふさわしくないなど細かい知識を問うようになっている。正答率は低くなりそう。
平均点予想:40点、場合によっては下回る。
算数
30問/50分。1問あたり100秒。11月のマンスリーは例年平均点が高いので、それを上回っていくためには1問の処理を的確に行う必要がある。
[1](6)1日→75日は「74日後」(8)回転体 3.14の計算は1回で。
[2](2)流水算。上り・静水・下り・流速の速さを表にして整理する。
[4]通過算は流水算に似ている。
[6]縮尺の面積 ㎢→100倍→ha→100倍→a→100倍→㎡→10000倍→㎠
[6](4)相似の理解にいい問題。底辺の比に高さの比を掛けると計算できる。
[7]文章が長いが時間があれば作図を行うとできる。
全体的に今回は短時間で素早く正確にできるかどうかがカギ。
平均点予想:90点。
4科目合計
平均点予想:267点~277点
中学受験コベツバ算数解説
基礎が身についているのかを確認する問題が多く、難易度レベルは抑えた印象、とのこと。
150点満点の難易度ごとの配点
A問題(基本レベル):110点
B問題(やや応用) : 40点
C問題(応用・発展): 0点
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