中学受験の下書き

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女子頂上決戦「浦和明の星入試」について深堀り

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昨日、「埼玉最難関女子校『浦和明の星』の詳しすぎる解説」という記事を書いたのですが、都内難関校から併願されすぎていることなどを補足してみようかと思った次第です。

 

女子頂上決戦、浦和明の星入試を深堀り

前回の浦和明の星について解説記事

詳しすぎる解説、とやや誇張気味のタイトルではありますが、かなり細かい話まで書いたりしました。

この記事を見て頂いたと思われるありがたい読者の方から反応もあったりして…

現時点で217「いいね」とはスゴイ。

女子頂上決戦、といったところをちょっと深掘ってみようかなぁと思います。

何故、浦和明の星入試は女子頂上決戦なのか?

首都圏の女子中学受験生の上位層がこぞってこの学校を1月に受験することにつきます。女子御三家をはじめ、共学校でも、付属校でも女子成績上位者はこの学校を前受として併願する傾向があります。

 

 

合不合の併願パターン調査で見る浦和明の星

四谷大塚第3回合不合判定テストでの併願パターン調査(女子)

都内難関校を第一志望とする受験生が1月校でどの学校を併願するかという併願パターンデータが四谷大塚から公表されています。

これによると女子御三家だけでなく、豊島岡、鷗友、吉女などの女子校、共学校の渋渋、大学付属の難関校の慶應中等部や早実、国公立の筑波大附属や都立小石川など、都内難関校志望者の多くが1月併願校として浦和明の星を検討していることがわかると思います。

女子頂上決戦、女子オールスターと言われている?私が勝手に呼んでいる?のはこのような背景があります。難関校から併願されすぎw

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四谷大塚 第3回合不合併願パターンデータ(女子)

 

通学可能エリアが広め

東浦和ということで都心から近いわけではありませんが、駅から8分と近めで、比較的「通学可能」エリアが広めであることも併願されやすい理由の一つと思います。

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その他の理由

前回の記事にも書きましたが、

・突飛な問題がでないため(合不合などで十分な点をとっていれば)学校の対策をそれほどやる必要がない。→一方浦和明の星を第一志望とする受験生は第1回入試なら御三家志望の猛者を相手にする必要があるが倍率は低い、第2回入試は受験生のレベルは下がるが倍率は高い、となる。

・合格後の延納手続きで入学金、施設設備費を2月3日まで待ってもらえる。

かつては塾関係者の激励も浦和明の星に集中?

2020年までは受験当日の塾関係者の激励もつきものでしたが、各塾のエース級が集まる浦和明の星は、他校とのかぶりが少ない1月14日が入試日ということもあり、塾側の応援もひときわにぎわっていたように思います。(校門から校舎までのアプローチとか、地形的にも応援しやすいとかもある)

塾側からいえば、女子の上位層を一度に応援できるので効率が良いともいえそうです。

浦和明の星の合格者数が塾の上位層の厚さ

このように考えている保護者や関係者は多いと思います。浦和明の星の合格者数は一人で複数取れないことや、第1回入試では、付属校・進学校、女子校・共学校などによらず(神奈川以外の)上位層ならば前受校として浦和明の星を受験する傾向があるからということでしょう。


twitterの浦和明の星ネタ

www.jukenlab.net

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