今、報道はコロナ一色です。
コロナ問題が大きすぎて、受験に対する熱量も控えめ?になっていませんか。春期講習という大枚叩いて申し込んでいるのに身につくつかない以前に、授業がある、ないのレベルですから。。。今、とても受験に集中しにくい状況ではないでしょうか?
食い入るようにコロナ報道の番組を見ても、それでコロナが終息するわけではありません、手洗いうがい、外出の制限など個人でやれることをやるまでです。
というわけで、そういう時期だからこそ、あえて受験に対する意識づけというか、受験よりの話題をしようと思います、「志望校選び」です。
- (1)2021年受験はコロナ問題でいろいろ遅れている
- (2)それでも2021年受験はやってくる
- (3)2021年入試は「出たとこ勝負の受験」が増える
- (4)志望校について考えよう
- (5)「~じゃない」学校も必ず入れる
- (6)どうしてもという学校がある場合
- (7)志望校の偏差値の幅は広くとる
- (8)志望校検討は家族で
- (9)志望校選びの記事
(1)2021年受験はコロナ問題でいろいろ遅れている
外出自粛などにより非日常が続いています。講座もテストも中止になり、学校説明会も行われず、塾での面談もやっていないと思います。
それでも来年には受験がやってくるわけです。志望校を決めるための時間や情報も少なくなるかもしれません。いつもの年なら得られる情報も得られない可能性があるということです。
(2)それでも2021年受験はやってくる
コロナ問題でいろいろ停滞していますが、いやおうなしに受験のタイムテーブルは進んでいきます。願書の締切はやってきますし、受験は確実にやってきます。受験に延期はありません。お忘れなく。
(3)2021年入試は「出たとこ勝負の受験」が増える
毎年のことですが、
・説明会に行かなかった
・学校にも受験のときに初めて来た
・学校のことをほとんど調べていない
という、出たとこ勝負の受験というか、駆け込み受験という状況があります。さすがに第一希望ではないと思いますが、併願校、1月校ではよくあります。あまりよろしくないことです。併願校でも前受でも最低限のことはやるべきです。
出たとこ勝負になってしまう受験は、子供の責任ではありません。親の責任です。
2021年は学校説明会などが遅れているため、よく調べることもできないまま受験というケースはいつもの年より増えるはずです。
現時点でコロナ終息の気配は見えず学校説明会や文化祭などの学校のイベントの予定もたっていませんが、まず志望校選びについても自分でできることをやっておくべきで、志望校の候補ぐらいはざっくり決めておきましょう。
(4)志望校について考えよう
いつ学校説明会に行けるかはわかりませんが、志望校の候補を書き出してみましょう。よく言われることですが、まず
・付属校か進学校か
・共学か、別学か
・宗教色はあり、なし
・自由型か管理型か
あたりをざっくり考えましょう。もしすでに、「ここ!」って決まっている学校があれば、その学校を中心に考えましょう。
以下、ちょっとしたアドバイス
(5)「~じゃない」学校も必ず入れる
たとえば「絶対、共学」とと考えていても、共学「じゃない」学校、つまり別学の学校もかならず候補に1つは入れておくことです。そして学校説明会にも行くことです。別学の学校も検討し、学校説明会に行くことで、初めて別学と共学の比較ができます。そこで新たに発見ができます。共学が絶対とおもっていたけど、別学も悪くない、など意識の変化が出てくる可能性があります。
これ、共学vs別学だけの話ではありません、
付属校 vs 進学校
宗教色のある学校 vs 宗教色のない学校
自律を促す自由な学校 vs ある程度管理がある学校
あらゆる2択でいえます、かならず「じゃない学校」を1校入れておくのがいいです。
(6)どうしてもという学校がある場合
偏差値的に届いていなくても、どうしてもという学校がある場合は現時点では、その意中の学校を中心に考えた方がいいと思います。同時に併願校選びは慎重に。偏差値的に無理がなく(ある程度余裕があり)、行ってもいいと思える学校を選べるようにしておくこと。全落ち避けるようにしましょう、それを防ぐのは親の役目です。
(7)志望校の偏差値の幅は広くとる
だいたい志望校を決めるときは今の偏差値を中心に考えると思いますが、成績は変わっていきますし、状況は変わってきます。志望校は安全校、妥当校、チャレンジ校に分けることができますが、同じぐらいの偏差値の学校を志望してしまうことが多いようです。まだ合不合やサピックスオープンが本格的には始まっていませんが、志望校候補の学校の偏差値は高いところから低いところまで幅をもって考えてください。
偏差値的には余裕があるかもしれないけど、「ここなら行っていい」と思える学校を安全校として選んでおくことが大事です。安全校をしっかり確保することによって第一希望への合格率も高くなります。
(8)志望校検討は家族で
本人、父親、母親が考える学校が最初から完全に一致することはないと思います。
本人はココに行きたい、親はここに行かせたい、各自ちょっとずつ考えることは違うケースが多いです。学校説明会もこれからなので、今は無理に一致させる必要はないと思います。学校説明会や受験勉強を進めていく中で家族の志望校を一致させていくことが大切です。親子で一枚岩となるかならないかで大きく状況は異なってきます。
(9)志望校選びの記事
志望校選びにちては、以下の記事も参考になると思います。
今回はここまでです。