中学受験の下書き

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親がやらせたい勉強と子供がやりたがる勉強は違う

 コロナ関連で学校・塾が休みに入って1週間、なかなか家で大人しくしているのも大変ですね。

 今回はタイトルの通り、親がやらせたい勉強と子供がやりたがる勉強は違うという話。それが原因で言い争いになったりします。 

 子供がやりたがるのは得意科目ですね。算数とか国語とか。あと塾の宿題。塾によっては塾の先生がチェックするので真っ先に宿題をやろうとします。

 ただ塾の宿題は終わらせること自体が目的になっている人が多くいます。宿題をこなす感じでやってしまい、空欄を埋める→〇・×をつける、という学習ではなく、「作業」になりがち。またこなしただけの宿題は身につかず、本人はやった気分になるのでよろしくないですね。

 大量の宿題が出る→終わらない→答えをうつす→宿題をやったことになるが何も身についていない→大量の宿題が出る→以下繰り返しです。当然何も成果がでません。大量の宿題といってもどの先生も適当に数多くの宿題を出すので、4科目ではかなりの数になってしまい、大事な勉強をする時間がなくなります。

 塾の宿題は量が多い場合は塾に相談すればやる量を調整できるので、適切量をやるのがいいとは思いますが。

一方、親がやらせたくて子供がやりたがらないのは復習、あと計算問題、漢字とかの基礎トレーニング。基礎とか復習の大切さは親のほうがわかっています。ミスというのは影響が大きい、それを減らすのは点数をあげるのに効果できです。中途半端な理解では試験では失点しやすいし、新しいものをやるよりは復習のほうが身体的にも、精神的にも負荷が低いということがわかっているから。効果が出やすいという理由もあります。

 ただ一般的に子供は復習したがりませんね、新しい問題を解きたがります。ここら辺が難しいところですが、問題集とかは1回目が集中するべき問題、自分の穴の問題を見つけることで、2回目からが実力をアップされるものだと思っています。

 子供自身が復習の重要性に気が付いてきたら一段階上にいけると思います。

 

今回の話題はここまで。


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