中学受験の下書き

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受験ニュース①都立高男女別定員廃止へ意見書②紙飛行機コンテスト③TAWASHI東大模試でA判定④ドラゴン桜

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6月26日発行。最近の受験界隈の動向とかニュースとか気になる話題をお伝えしています。

受験ニュース7月2日版

都立高入試、男女別定員は廃止は性差別、廃止を求め意見書提出へ

中学入試でも時折話題になる男女別定員や、合格最低点に男女差があるという話。

6月28日「都立高校入試のジェンダー平等を求める弁護士の会」が記者会見を行い、男女別定員の廃止を求める意見書を都教育委員会や文科省などに提出する考えを示した。

Abemaプライムでは『都立高の合格ラインに男女で大きな差が…背景にある「男女別定員枠」は、なぜ70年も続いてきたのか』と番組内で取り上げた。

テキストはこちら→

動画はこちら→

 

男女定員に差の理由と歴史的背景

・戦後は女子の方が高校進学率も学力も低く「女子の救済」の意味での男女別定員だった。

・中学生くらいでは女子の発達が早く内申点も女子が高くなりやすい

・定員の差は卒業生の男女比できめられていて、9割を男女別定員、残りを男女合同定員として差を縮める努力はしているが追いつかない

公立と私立、大人の事情

・都立高校校長の声は男女別定員支持派が8割、理由は「女子の合格者が多くなってしまうから」

・東京都は私立高、特に女子校の数が多く男女別定員により私立校が受け皿になっている。女子ばかりになると共学化した意味がなくなる。

男女別定員制撤廃を求める弁護団の主張

・憲法や教育基本法に違反する性差別

・個人が入試で公正に評価される権利を侵害

・制度の目的はほぼ達成され維持する意味がない

参加者のコメント

小野寺みさき(千葉大特任助教):『私自身はちゃんと勉強したい人が合格できるのが正しいと思う。学費の負担も4~5倍違う。段階的な「合同定員制」を進めるべき』

わかしん。(慶應大特任准教授):『東京以外は男女別定員は廃止されている。地元でも廃止され公立進学校に女子が増え、それに衝撃を受ける年配の人はいた。でも慣れるしかない』

ハヤカワ五味(実業家)『歴史的な経緯や定員差で結果として格差が生まれているが、差別とまでは言えないのではないか?公立の中高一貫校を増やすという考え方もあると思う。』

夏野剛(ドワンゴ社長)『大学生だって、新入社員だって女子のほうが優秀。公立に関しては男女別定員を無くすべき』 

 

東工大の紙飛行機コンテストで紙を丸めて投げた人が優勝!

twitterで東工大一年生が、同大で行われた紙飛行機コンテストで紙を丸めて投げただけで3位になり賞状をもらったというツイートを行い話題になった。優勝した人も紙をまるめて投げた人だったという。

【悲報】東工大の紙飛行機コンテストで紙を丸めて投げただけの人が優勝してしまう! - 中学受験の下書き

元芸人TAWASHIが東大模試でA判定

2019年から東大受験を続けている元芸人のTAWASHIさんが、東進の東大本番レベル模試で念願のA判定を叩き出し、話題となっている。

2019年、2020年、2021年と不合格だったTAWASHIさん、最近は英語に力を入れて勉強は進めており、そんな中東大レベル模試に臨んだ。

英語こそ期待した結果ではなかく偏差値51にとどまったが、苦手の数学が初めて偏差値が60突破。苦手の古文でも偏差値が60突破、得意の社会を手堅くまとめ、文系440点満点、238点偏差値62.8と自己ベストで初めてのA判定を叩き出した。

ちなみに今までの最高の判定はC判定だった。

東大合格を目指す元芸人が『東大本番レベル模試』で驚愕の結果を叩き出した! - 中学受験の下書き

 

 

ドラゴン桜、感動の最終回

ドラマ ドラゴン桜が6/27最終回をむかえた。

視聴率は20%を超え、2021年ドラマの最高の視聴率ととなっている。

放送前から話題なっていた東大専科への助っ人は前作で東大専科だった。小林(サエコ)、緒方(小池徹平)、奥野(中尾明慶)の三人だった。また番組終盤に、IT社長坂本を助けていた役どころで、香坂(新垣結衣)が登場、矢島(山下智久)も声で出演と、前作東大メンバーが5人全員が出演することになった。

東大受験については東大専科7人のうち藤井、早瀬を除く5人が合格。

学園買収騒動も、女性弁護士岸本側で買収を手助けしていると思われた、IT社長坂本、元教え子の米山が実は買収阻止派で、住民に金を渡していたこと、理事長を無理矢理追い出そうとしていたことが明るみになり、学園買収は阻止された。

卒業式では、桜木も龍海学園を卒業することが明かされ、桜木は最後に東大専科のメンバーに「人生で一番大事なことは東大に行くことでも結果を出すことでもない、お前らが目標に向かって過ごした一分一秒、自分の人生をかえようとがむしゃらに努力したその道のり、熱意、そして仲間への思い。それこそに価値がある。」「自分の信じる道を行け」と桜木節で締めくくった。

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最終回は、結末を含めて視聴者の納得感は極めて高かった模様です。

東大受験の合否は、意外性のある結末で、合格するのではと思われた早瀬、藤井がまさかの不合格。しかし早瀬は青学への共通テスト入試で合格しており、そちらに進学する。藤井は前回文転したがかつての夢を思い出し厳しくても理1を受験、また受験当日、でからまれている健太を助けたことが影響して不合格だったが、桜木の教えを破ってまで健太を助けた藤井の行動に胸を熱くした視聴者が多かったようです。

前作も人気作だったが視聴率は前作を上回り、桜木役の阿部寛さん、水野役の長澤まさみさんの名演はもちろんのこと、東大専科を演じた若い俳優さん、女優さんの演技が高く評価されていたことも印象的でした。今後特番やスピンオフ的なモノものはないんですかね? 

 

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