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サピックス5年6月度 マンスリーテスト 受験ドクター解説・難易度・平均点予想・ネット反応まとめ

サピックス5年6月度 マンスリーテスト 受験ドクター解説・難易度・平均点予想・ネット反応まとめ

<2020/06/16> SNS反応を更新

 6月15日はサピックス5年マンスリーテストでした。受験された方、おつかれさまでした。久しぶりの校舎でのテストだったかと思います。受験ドクターの速報解説がありましたので、そちらをレビューいたします。

受験ドクター速報解説・平均点予想・難易度

今回も密を避けるために国語の春野先生の一人仕切り。塾長は安倍先生ですが実質的には受験ドクターを仕切っている風格があります。従来、口頭での説明だけでしたが、算数の吉岡先生は、ホワイトボードを共有しての解説をされていました。

動画はこちら 


国語

全般的に簡単。大人なら20分で満点取れるが、子供は思いがけない間違いをするもの。
漢字:極寒、往来。とくに難しくはない。「寒」は鏡文字ではない。
文法:間違いやすいものは。連体詞、副詞。助動詞。
説明文:思い込みに引っ張られると間違う。文脈を追って内容を理解する。
物語:これも説明文と同じ。思い込みを排除し、書かれていることを正しく取ること。
何に対しての感情が問われているのかを正しく取れるかがポイント。
解説がいらないぐらい簡単。間違う場合は、「ただしく読む前に思い込みで解釈してしまう。」いわゆる解釈病、おもいこみ解釈が原因の可能性が高い。
書かれている内容を丹念に追っていくことが必要。
平均点予想:90~95、100点近く行く可能性も。

社会

地理分野。中部近畿地方、中国四国地方と地方ごとの出題。
今回のテストは「白地図を横に置いて勉強しないといけない」というメッセージ。三大急流。三大〇〇、三〇〇などできたら白地図で場所を確認しながら書き込んで覚える。
東経135度、140度これも同じ→地図に書き込んで確認する。
中国・四国の連絡橋→これも白地図に書き込んで確認しないと得点になりにくい。

平気点予想:50台前半。

 

理科

物理の単元が多かったが、解き易い問題が多い。
生物:小問集合。植物、アブラナ科→ だいこん、カブ。キク科:レタス
月の満ち欠け:太陽・月・地球の位置関係。良問。
物理:光。虹の七色。(波長が長い)赤・だいだい、黄、緑、青、藍色、紫(波長が短い)
ばね:基本の考え方を身に着ける。物理だが基本問題が中心。

平気点予想:60前後。

算数

重要な単元の「割合」と「点の移動」
全体的に計算の簡略化が必要。19x12+76x22の部分を19x12+19x4x22=19x(12+88)=1900
[2](1)12000x0.075=12x75=3x(4x75)=3x300=900

[4]割合の良問。表をつくりどんどん埋めていく。
[5]仕切り水槽。正面図を書くこと。
[6]規則性(2)(3)が大事。どういうグループにわけるか。グループに分けたらグループ番号を書いておくこと。
(3)平方数が左下にたまっていく法則。グループ分け、どのグループの何番目か。
300に近い平方数。17x17=289、ここから考える。
計算の簡略化を行わないと、時間切れの可能性がある。わかっているのに時間が足りなかった可能性あり。
平均点予想:70-75

4教科平均点予想:268~284

SNS反応

平日ということもあり十分な感想は得られていませんが、受験ドクターが言うほど簡単ではないのでは?という反応も見られます。

算数:点数が伸びないてない感想多数。問題自体の難易度が高いというより、間違いを誘発する要素が多いという印象。思いがけず失敗というニュアンス多数。

国語:割と順当。4科目の中では割とできた、もしくは感想なし。平均点はやっぱり高めだろう。

理科:点数が伸びてないか順当かの2択傾向。物理分野が多く2極化されたか。

社会:国語の次に比較的、順当。一部点数が伸びなかったコメントもちらほら。地図で把握しながら勉強できたか?という取り組み方が結果にあらわれているのか。

 

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