中学受験の下書き

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中学受験・都内男子校出願状況レビュー~最上位かわらず、難関校が好調、男子校再評価の流れか。

中学受験 男子校 好調 出断 麻布・海城・暁星・駒場東邦・開成・武蔵・桐朋・本郷・早稲田

1月入試も真っただ中、埼玉入試が1巡し、昨日より千葉入試が始まりました。都内男子校の出願状況レビューを更新します。

今回は男子校です。女子校・共学はこちら

中学受験・都内私立中学【女子校】出願状況レビュー(1/15更新)~桜蔭プラス、御三家そろい踏みも。 - 中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

中学受験【都内共学校】の1/14出願状況~ドルトン、三田国際、淑徳巣鴨が好調な出足 - 中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

 

・首都圏全体の状況について

まず一都三県の中学入試の受験者数動向が以下のページに出ています。

9・10・11月大手模試受験者数から見る、2020年中学入試の受験者数動向|エデュナビ by inter-edu

一都三県の中学受験者数は2019年よりも3%近く増加することが予想されています。

実際に入試が1巡した埼玉では前年比プラスの出願数、受験者数となっています。

 

・各学校ごとの状況

現時点でデータが出ている範囲で学校ごとの状況を見ていきます。

麻布:前年同日比プラス1%と順調に推移。ただ現時点では前年とほぼ同数。好調の目安とされる出願1000を今回の集計で超える。

足立学園:前年同日比マイナス。

海城:第1回、第2回とも前年同日比プラス。

開成:前年同日比1%のプラス。出願は1200超えそうな勢い。

学習院:第1回は前年同日比プラス。

暁星:第1回は試験日が2月3日のみから2日午前と3日午後に変更、2日はは定員75→65に変更で応募数は前年同日比21%減。前年と同じぐらいの倍率になるか。

攻玉社:第1回が前年同日比38%プラス。第2回はマイナス、暁星の日程変更影響もあると感じる。

駒場東邦:前年同日比プラス9%と順調に推移。2018年まで下げていたが、下げ止まり2019で増加に転じておりそれを継続。

芝浦工大附:前年同日比でマイナス。21年より共学化されるため男子校としては最後の入試。

巣鴨:すべてのコースが50%以上の大幅プラス。算数1教科入試も引き続き好調。前年の進学実績好調が反映されている。

世田谷学園:巣鴨同様、順調な進学実績を反映し、算数1教科入試を含むすべてのコースが大幅プラス。

城北:第1回、第2回がともに前年同日比プラス10%超と大幅プラス気配。

東京都市大付属、獨協:前年同日比若干のマイナス。付属校人気一服感か。

桐朋:前年度からほぼかわらず。

日大:前年同時比プラス。

本郷:第1回、第2回がプラス。高校募集廃止に伴い定員増したが、それ以上のプラス見込み。

武蔵:前年同日比1%のプラス。御三家は堅調だが伸びがあるわけではなく前年同じ。

明大中野:第1回、第2回ともにマイナス。前年が大幅プラスだった揺り戻し。

早稲田:前年同日と比較はないが、第1回は好調か。

早大学院:未集計。全体的に上位付属人気は一服すると言われているがどうなる?

 

・まとめ

御三家、超上位進学校:前年から微プラス、大きくは変わらない

難関進学校:概ね好調。10%前後のプラスが多い。

付属:プラス、マイナスあるが人気に一服感あり。

共学人気が高止まりからの、男子校への応募増という流れか。

 

・大手模試の学校ごとの志願者動向

中学受験2020動向分析があったのでレビューしてみた。男子校編【御三家・難関校・付属校】 - 中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

 

・四谷大塚偏差値2月→11月の推移

2月→9月→11月偏差値が上がった学校、下がった学校。男子編 - 中学受験の下書き/旧中学受験ラボ


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