新6年のカリキュラムが始まりました。早稲アカの校舎によってはNN選抜試験の案内がはじまっているようです。選抜試験は3月より行われます。早稲アカの志望校対策といえばNN(なにがなんでも)クラス。NNについては以前にも記事にしたことがありますが内容を新6年(2020年度版)として書いていこうと思います。早稲アカのWEB上ではまだ2020年度版のNNについての情報がなく2019年のままです。そろそろ3月にアップされると思います。
NN実際のところどうなの?ということころを何回かに分けて語ります。今回は基礎編。
==目次==
①志望校別NN(なにがなんでも)コースとは
②対象校と料金
③受講資格について
④NNジュニアとは
==目次おわり
①志望校別NN(なにがなんでも)コースとは
①志望校別NN(なにがなんでも)コースとは
早稲田アカデミーの難関中学受験対策の看板コースが、NN(何がなんでも)志望校別コースです。それぞれの学校を徹底的に分析した講師陣が、テキストを作成し、授業も担当する志望校特化型のコース。
他塾生も受けることができる特徴があり、早稲アカ内だけでなく中学受験界で知名度があります。受講資格者を対象として、日曜日に2時間半x3コマの授業を行う。早稲アカ生でNN対象校が志望校の場合は受講するべきだと思います。ご検討ください。
受講会場は対象学校の近くの早稲アカ校舎。1か所のみ。
例えば、NN開成は早稲アカ 西日暮里校でのみ、NN桜陰ならお茶の水校のみで開催されます。
他塾生も受けることができる特徴があり、早稲アカ内だけでなく中学受験界で知名度があります。受講資格者を対象として、日曜日に2時間半x3コマの授業を行う。早稲アカ生でNN対象校が志望校の場合は受講するべきだと思います。ご検討ください。
受講会場は対象学校の近くの早稲アカ校舎。1か所のみ。
例えば、NN開成は早稲アカ 西日暮里校でのみ、NN桜陰ならお茶の水校のみで開催されます。
え、遠いよ~とか、もっと近くがいい~、という要望はありますが、実際合格したら毎日そこまで通学するわけだから、当然といえば当然です。
あと、志望校の近くの早稲アカの校舎に通いますので、合格したときの通学の練習にもなります。
土曜日にはNNの科目別講座もあります。秋からは土日受講する人が増えますが、日曜がメインです。
②対象校と料金
男子校 →開成、麻布、武蔵、駒場東邦、早稲田、早大学院、慶應義塾普通部
女子校 →桜蔭、女子学院、雙葉
共学校 →渋谷教育学園幕張、早稲田実業
入塾金:10,800円(早稲田アカデミー塾生は不要)←2019年の場合
授業料:20,200円/月 ←2019年の場合
→月に2万ですが、組み分けやら合不合と重なる日はナシなので、月に2回ぐらいの授業です。
いつも言われるのが、この学校はないの?で出てくるのが以下
海城、フェリス、渋谷教育学園渋谷、栄光、聖光
あと定員が少ない、筑駒、お茶の水付属、筑波大附属などもないですね。
基本的に2/1の学校のみしかNNはありません。2/1以外の学校は渋幕だけ。
海城、渋渋がない理由はこれですね。あと神奈川の学校少なく、慶応義塾普通部のみです。神奈川御三家はいずれもありません。
③受講資格について
早稲アカの〇〇オープン模試で合格基準点達成者は受講資格を得ることができます。
オープン模試は合格可能性〇%と判定が出るが、およそ合格可能性30%が合格基準点となります。またざっくりいうと、オープン模試受験者の平均点を取れば、資格が取れることが多いです。これ人によって印象も変わるとは思いますが、決してラクではありません。春のオープン模試は無料なので積極的に受けてみることをお勧めします。受講資格がとるのも結構大変です。
クラスは開成NN1~〇組のように作られますが、何組まで作られるかは学校ごとにことなります。数が多いと入りやすいし、数が少ないと狭き門となります。
また午前、午後と別の学校のオープン模試を受けることもできます。振替日をつかえば3校受けることもできます。基本的にはオープン模試で受験者平均以上、合格可能性30%以上、の結果を出せば受講資格は取れます。
秋以降も基本同じはずだが、入試が近づくほど受講資格を取ることが難しくなるようです。秋以降に新規に受講資格を取る場合には、合格可能性50%程度の力が必要になってきます。
志望校の変更などで直前にNNに来る人がいるが、高いハードルを越えてきているだけにむしろ合格率は高いように思えます。
オープン模試は志望校に特化したものですが、4月5月の段階だと学校別対策はほぼやっていないだろうから、合不合テストや組み分けテストなど日頃の学習をしっかり行うようにしたいところです。
なお、NNの前期(4月-7月)、後期(9月-12月)にわかれますが、前期の受講資格は前期のみ有効です。つまり、前期の資格保有者であっても後期は夏休み前か後のオープン模試でもう一度、点数を取る必要があります。
これで資格がなくなって受講できないという方は多いでです。
まずは受講資格を確実にゲットしておきたいところ、資格を取ったから合格できるわけではありませんが、資格がないと講座すら受けることができません。
今まで受けてきたテストをよく考えると、テストによってレベル別のコースが決まる、受ける授業のレベルは決まる、ということは入塾以来、多々あったと思います。
志望校の変更などで直前にNNに来る人がいるが、高いハードルを越えてきているだけにむしろ合格率は高いように思えます。
オープン模試は志望校に特化したものですが、4月5月の段階だと学校別対策はほぼやっていないだろうから、合不合テストや組み分けテストなど日頃の学習をしっかり行うようにしたいところです。
なお、NNの前期(4月-7月)、後期(9月-12月)にわかれますが、前期の受講資格は前期のみ有効です。つまり、前期の資格保有者であっても後期は夏休み前か後のオープン模試でもう一度、点数を取る必要があります。
これで資格がなくなって受講できないという方は多いでです。
まずは受講資格を確実にゲットしておきたいところ、資格を取ったから合格できるわけではありませんが、資格がないと講座すら受けることができません。
今まで受けてきたテストをよく考えると、テストによってレベル別のコースが決まる、受ける授業のレベルは決まる、ということは入塾以来、多々あったと思います。
(あまり不合格がない早稲アカの)入塾テストもそうだろうし、早稲アカのSS,S1,S2のクラス分けのテストにしてもそうです。
NNは、オープン模試で一定基準点を越えないと、講座を受けられない、つまり「門前払い」になります。これは、組み分けテストなどコースを決めるテストとは根本的に異なります。
NNは、オープン模試で一定基準点を越えないと、講座を受けられない、つまり「門前払い」になります。これは、組み分けテストなどコースを決めるテストとは根本的に異なります。
入試と同じ選抜テストなのです、これは非常に大きい。
そしてNNの倍率も2倍程度、オープン模試受験者の二人に一人しか資格を取ることができず、普通にやってれば大丈夫って話でもありません。厳しい話になりますが、ここを突破しないと土俵にすら上がれくなります。
④NNジュニアとは
NNジュニアは小5での難関校対策。対象は5SS,5SGクラスで御三家、早慶中を志望する方が対象です。西日暮里、お茶の水、渋谷の3校舎で開催されます。(2019年)
日曜日、月1のペースで開催されます。特定の志望校に特化したというより難易度の高い問題を上位レベルの生徒とともに受講するというものです。
必要かというと、正直微妙。はい。
四谷の組み分けでSコースから落ちたことがなく、いつでも上位。という方は、受けてもいいかもしれないが、必要かっていうとそうでもない。無理して受ける必要はない。
日頃の授業では実力を持て余す人向き。
SSクラス在籍者の7割以上は、この時間を日頃の宿題や復習にあてたほうが良いと思われる。受ける際にはオーバーワークに細心の注意を払うこと。
今回はここまで他塾からNNを受けた場合はどうなのか?合格率などは別途記事にしたいと思います。