四谷大塚が2021年11月に実施した「第5回合不合判定テスト」の偏差値一覧を公表しています。四谷大塚のHPに偏差値の一覧がありますが、普通に見てると「ふーん」で終わってしまいます。→中学校偏差値一覧|中学受験の四谷大塚
今年の2月本番の入試からどの学校の偏差値がどれだけ変化しているのかが気になったので調べてみました。その結果をレビューします。
・2021入試結果偏差値 2月
・2021年第5回合不合偏差値 11月
今回は2月→11月で偏差値に変化のあった学校を列挙します。
全て四谷大塚の合格可能性80%偏差値です。(一部の学校は割愛してます)
また一部、新設校は掲載してます。
赤は偏差値が上昇を表します。
青は偏差値が下降を表します。
偏差値が上昇した学校・下降した学校
学校名 (2月偏差値)→(11月偏差値)
・1月
大宮開成 1/10 54⇒53
春日部共栄 1/10午後 42⇒41
二松学舎大柏 1/20午後G特待 39⇒40
・2月1日 午前
駒場東邦 66⇒64
武蔵 64⇒65
慶應普通部 64⇒65
中央大附属 56⇒57
広尾学園小石川(ISG1) 51⇒52
開智日本橋 51⇒52
広尾学園小石川 49⇒50
青稜1A 49⇒50
東洋大京北 46⇒47
ドルトン2/1AM 45⇒46
日大豊山 45⇒46
・2月1日午後
開智日本橋 特待算数 57⇒59
開智日本橋 特待4科 57⇒59
青稜1B 53⇒54
広尾小石川ISG2 53⇒54
広尾小石川2 51⇒52
かえつ有明(2/1特待) 49⇒50
獨協(2/1午後) 48⇒49
東洋大京北2 48⇒49
東京成徳大(午後) 36⇒37
2月2日午前
攻玉社2 60⇒61
世田谷学園2 58⇒57
立教池袋 58⇒57
明大中野 55⇒57
青稜2A 50⇒51
東洋大京北 48⇒49
ドルトン東京2/2AM 45⇒46
獨協3 44⇒45
日大第一 37⇒38
2月2日午後
青稜2B 55⇒56
開智日本橋 53⇒54
ドルトン東京(特待) 50⇒51
かえつ有明(2/2特待) 49⇒50
日大豊山2 49⇒51
2月3日
学習院 57⇒56
かえつ有明(2/3特待) 49⇒50
日大豊山4 48⇒50
日大豊山3 46⇒48
2月4日
世田谷学園3 58⇒57
神奈川大附3 55⇒56
開智日本橋4 51⇒52
東京大京北4 48⇒49
ドルトン2/4PM 47⇒48
獨協4 44⇒45
2月5日
立教池袋 58⇒59
・偏差値アップ傾向が多い
全体的に赤が多くく偏差値アップ傾向が強いようです。
2022年は受験者数増加傾向で中堅校を中心に若干難化が進むと言われていますが、その傾向があらわれていると言えます。偏差値が上昇しそうな学校を受験する場合には注意しておきましょう。
・広尾学園小石川がさらなる上昇
2021年入試で台風の目だった広尾学園小石川が2021年2月⇒11月でもさらなる上昇傾向。2月段階でサンプル数が足りなくて偏差値が算出されていない日程でも11月には偏差値が出ています。
偏差値に余裕がなく絶対合格したいならば2/1午前に受けておくほうがいいでしょう。
2月1日午前なら偏差値50ですが、2/2以降になると53~と明らかに難しくなります。
以下、11月の偏差値。ISGはインターナショナルコースです。
広尾学園小石川(2/1AM) 50
広尾学園小石川ISG1(2/1AM) 52
広尾学園小石川ISG2(2/1PM) 54
広尾学園小石川(2/1PM) 52
広尾学園小石川ISG3(2/2PM) 55
広尾学園小石川(2/2PM) 53
広尾学園小石川ISG4(2/3PM) 55
広尾学園小石川(2/3PM) 53
広尾学園小石川ISG5(2/4PM) 55
広尾学園小石川(2/4PM) 53
・全体的には大きな変更はない
上位校は一部の学校で揺り戻しなどで偏差値が変わっていますが、全体的には大きく変わることはないかと思います。
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