中学受験の下書き

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中学受験で12月に保護者がやるべき7のこと

中学受験 12月 学校休む


いよいよ12月になり、今日から栄東一般入試の出願受付が始まりました。

12月というのは中学受験生とその保護者にとても大事なものとなります。

今回は「中学受験で12月に保護者がやるべき7のこと」と題して、志望校決定や出願方法などについて語ります。

 

①志望校の決定 

今まで志望校については家族内で十分話し合ってきたと思います。それを最終的にまとめます。

受験生本人、保護者で志望校を決める。

大事なのは本人の意思を尊重して家族で決めるということです。塾に相談するのも良いですが、最終的には本人と保護者です。最初考えていたとは違う学校かもしれません、6年間過ごすにふさわしい、行きたい学校を選んでください。

【中学受験2022】志望校選びと核とリソース配分と - 中学受験の下書き

チャレンジ校、適性校、安全校をバランスよく

偏差値帯は広く取る事。チャレンジ校ばかりにならないように。安全校でも「ここなら行ってもいい」と思える学校を選択すること。

失敗例から考える中学受験の志望校選び

前受校・1月校

できれば本命の前に前受校を受けておきたい、通えて、かつ、行って良いな思える学校があればベスト。入試に対する慣れの面でも受ける価値がある。意外に忘れがちだが、慣れは入学試験自体だけでなく、入試の一通りのことを経験するので、あらゆることへ「慣れ」ができる。「出願方法、入試会場への移動と当日のスケジューリング、入試時の防寒対策、前日直前の過し方、入試後の合流方法」上げたらキリがない。あらゆることを経験できる。

前受・腕試しとしての1月校の受験を真面目に考える

併願パターンは複数考える

チャレンジ校ばかりは避ける。安全校を入れる。

2月2日までに1校の合格を。

合格・不合格により後の受験校を変えて複数の併願パターンを検討してみる。

併願校の選び方、基礎と実践

志望校へ行くための交通手段、所要時間を調査

平日・休日の所要時間、他の経路がないかも調べる。

午後受験がある場合は午前校からの移動に無理がないかを確認し、昼食をどうするのかを考えておく。

出願管理チェックシートの作成

受験校ごとの手続き日程、提出書類、出願方法などの一覧を作っていつでも見られる状態にしておくと便利。

書き込む内容として、願書受付期間。出願手続き方法、提出書類。受験料と支払い方法、試験日時、合格発表、入学手続き日等。

Z-SQUAREにフォーマットがありますので工夫してつくってみてはいかがでしょうか?

https://www.zkai.co.jp/saponavi/el/examination/4099/#skc

https://www.zkai.co.jp/saponavi/el/wp-content/uploads/shutsugankanri_image.png

②出願の準備

2021年はインターネット出願が大半だ、ごく一部郵送や窓口も。

インターネット出願の場合は事前登録をしておくこと、郵送の場合は願書を準備すること。

出願方法で「インターネット出願不可」学校一覧

◎窓口のみ
鎌倉女子大学中等部

北豊島中学

大西学園中学

◎郵送のみ

自由学園男子部女子部中等科

自由の森学園

◎窓口と郵送のみ
東海大学付属高輪台

暁星国際

 

調べたところこのぐらいでした、首都圏で他にあれば教えてください。

調査書・報告書が必要な場合は早めに学校の先生に依頼しておくこと

出願するタイミングで必要になりますが、余裕をもって依頼しておくことが大事です。

学校にもよりますが、小6 2学期までの評価を書くと学校が多いと思いますので、この場合、依頼は11月末か遅くとも12月の上旬、受け取りは冬休み明けといった感じになると思います。

2学期の最後は先生も忙しいのでできれば冬休みを挟む形で依頼できるといいとおもいます。

調査書・報告書を書くのは先生の業務外なので、低姿勢でお願いしたほうがいいと思います。

願書用の写真を準備する

郵送や窓口出願の場合は写真を、インターネット出願の場合はデータを準備しておきます。出願時に準備できていれば問題ないですが早めに準備しておいたほうが良いです。 

必要書類は学校ごとの違うので確認すること

願書用の写真の枚数、報告書・通知表のコピーの有無、健康診断書など学校によって必要な書類は違うので必ず募集要項で確認しておくこと。

③いよいよ出願

出願前準備

・募集要項をよく読んで、出願期間や方法を再確認すること。

・出願に必要なもの、写真・調査書・受験料などが揃っているか確認すること。

願書を書くときの注意事項

手書きで願書を記入する学校

・記入する場合はコピーをとって下書きをすること。

・記入ミスをしたら二重線と訂正印

・ゆっくり丁寧に記入すること。

インターネット出願する学校

・インターネット出願の方が手軽な分ミスが多いので注意すること

共通の注意事項

・志望理由を書く場合は他人に書いた文をチェックしてもらう。

・志望理由を書く場合は「です」「ます」調で。

・電話番号は確実につながるものを。

 

出願前チェック

・必要書類の再確認

・願書の記入漏れやミスがないかを最終チェック

・面接のある学校は、記入内容について聞かれる可能性があるので、コピーをとっておくこと。

④入試に面接がある場合の注意

面接用の服や靴の準備

奇抜なものは避ける。

面接対策

よくわからなければ、塾の先生に相談するのもあり。

⑤時事問題の対策

時事問題の対策は冬期講習でもやりますので、優先度を考えて。

「2022年中学入試用サピックス重大ニュース」と入試時事問題 - 中学受験の下書き

 

 

 

⑥防寒具の準備

冬の通塾や入試日のために防寒具の準備やカイロの準備など。

⑦インフルエンザ予防接種・コロナリスク・健康管理

インフルエンザの予防接種

・受験生本人だけでなく家族も。

・12月中旬までには是非。

・2回受ける場合は2週間から4週間空ける。

コロナリスク回避・健康管理

・マスク、手洗い・うがいといった基本的なことを徹底。

・健康管理は塾ではやってもらえません。親しかやれないことです。

 特に睡眠時間と食欲には気をつけましょう。

 

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