中学受験の下書き

中学受験を中心に勉強法、過去問、志望校対策、併願校戦略、受験データ分析、模試平均点予想などを行っています。誤字脱字が多めです。

【過去問どちらを買う?】声の教育社 vs 東京学参 を徹底比較してみた【中学受験】


声の教育社vs 東京学参

過去問の季節がぼちぼちやってきました。なんか過去問が始まるといよいよって感じになりますね。今日は中学受験過去問の2大巨頭、声の教育社と東京学参についての比較いたいな話です。

その前に過去問について一言。

過去問は流派が多い

過去問の取り組み方は塾ごと先生ごとに言うことが違います。

それもみなさんご自身のり方に思い入れがあるせいか「かくあるべき」みたいなのが強めに出てます。ブログやSNS上でもいろんな流派が入り乱れている状況です。

どれか一つが正しいというわけではなく状況、時期、能力、環境、考え方で正解は変わってくると思います。いろんな主張、流派が存在しますので、どのやり方で進めるかというのは、どの流派に属する?のが良いのかご自身で考えてみましょう。

2つの出版社から過去問は発売されている

 で、話はもどって2種類の過去問の話。今日のテーマは中学受験の過去問って同じ学校の過去問でも声の教育社と東京学参の2つの出版社から出ています。その比較についてです。

実際にはプリント形式のものとか教科ごとにまとめたものとかもっと種類はあるのですが、今回は割愛します。

 

1つ選ぶなら声の教育社

特徴はそれぞれあるのですが、結論だけ知りたいという人もいるでしょうから書いときます。どちらか一つだけなら声の教育社をお勧めします。多くの塾が自塾の生徒に声の教育社の過去問を買うように指導もしています。それぞれ良い点があるので、上位希望校は両方買うというのもありといえばありです。ウチは基本的に声の教育社で揃えて、売り切れで買えなかった学校は東京学参のものを買いました。ちなみに売り切れで買えなかったのは栄東A日程です。

ちなみに早稲アカでも声の教育社を勧められました。

必要十分な情報は両方にある

過去問に求められる基本機能、問題自体、解答用紙、入試の受験データ、出題傾向などどちらの出版社のものにもあります。東京学参のものでも問題ありません。以下にあげるようにそれぞれ良い点があります。

声の教育社の方が良い点

東京学参と比較して声の教育社の方が良いと個人的に思う点

・全体的に解説がより詳しい。

 どの科目についてもそうですが、声の教育社の方が解説がより丁寧に思います。過去問は塾が問題の解説をやるわけでなく、自力で理解していく必要があります。解説が丁寧なほうが良いです。

・解答の質が良い、誤りが少ない(気がする)

 全部確認したわけではないですが、インターネット上の評判も声の教育社の方が誤りが少ない気がします、同様なコメントがインターネット上にも多いようです。

・入試データがより詳細

 一部しか確認していないですが、入試データ(倍率、合格者数、平均点など)が声の教育社のほうが若干詳しいようでした。具体的には声の教育社では複数年分載っていたり、科目別平均点が載っているという具合です。学校ごとによっても違う可能性があります。

・毎回の自分の得点を書き込むページがある

 ウチはこれ使っていたので合って良かったです。使わなければ関係なし。

・国語で未掲載の問題が(多分)少ない

 著作権者の二次使用許可を出していないため問題が掲載されていないことがあるのですが、声の教育社の方が未掲載問題が少ないように思えました。

・国語の未掲載問題でも設問を掲載している

 本文が著作権問題で未掲載でも設問があれば問題を知ることができます。出典作品を書店で入手すれば入試問題で使われた本文をざっくり知ることができます。これは地味に良いです。

 

東京学参の方が良い点

逆に東京学参のほうが声の教育社より良いと個人的に思った点

・学校によっては収録年数が声の教育社より多いことがある

 男女御三家、駒東は2社とも10年で同じ
 海城・早稲田 声の教育社6年分、東京学参7年分
 桐朋 声の教育社6年分、東京学参8年分
 渋幕 声の教育社4年分、東京学参5年分
 栄東 声の教育社3年分、東京学参4年分

 

・全ての問題に難易度のレベルが明記([基本][重要][やや難]の3レベル)

 どのレベルの問題がどの程度出題されるかを知ることができます。また復習時に基本、重要を中心に復習するなど問題にレベルがついていることで使い方のバリエーションが広がります。

・過去問の使い方、という説明ページ(2P分)がある。

 過去問の目的、開始時期、活用法、そして科目ごとの進め方など使い方全般の説明があります。算数は偏差値55以上の場合とそれ未満の場合に分けて使い方を説明しています。内容も割と実戦的。

・前年度教科別「合否の分けた」問題のピックアップ、徹底解説ページがある。

2P分。合否を分けた問題を各科目1~2問取り上げ解説。

・解答用紙のダウンロードが可能

 A4としてダウンロードされるので実物大の解答用紙にするには拡大コピーが必要。

・未掲載の問題をあらかじめHPで確認できる。

こんな感じ↓ 

 東京学参では国語で著作権から掲載されていない問題を東京学参のページや、アマゾンの各書のページで知ることができます。 

どっちを買うにしても知っておいて良いこと

・どちらも、解答に間違いがたまにある。

 特に国語の記述の解答が2社で大きく違う。

 声の教育社の方が解答の質が良い(間違いが少ない)気がする。

・設問ごとの配点が声の教育社と東京学参で違うことが多い。

 過去問を行ったときの2社によって点数が3,4点変わってしまう。

 学校が公表してないので、どちらが正しいのかはわからない。

・複数回の入試が行われる場合、全ての回が収録されているとは限らない。

・人気校は売り切れる。どうしても欲しいなら早めに。

 

まとめ

最初にも書きましたが、迷うなら声の教育社一択です。ただ東京学参にも良い点があります。学校によっても若干違ってくるので、本屋で一度見てみることをお勧めします。

一見すると同じようにも見えますが、結構違いますね。

 

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