「文科省、学校再開に向けた指針公表」と「無料のオンライン学習支援『休校塾』」

今日は気になるニュース記事の紹介

①文科省が学校再開に向けた指針公表、「９月入学」は課題精査
②鳥取の県立学校7日から再開、感染拡大見られず判断
③無料のオンライン学習支援「休校塾」青梅の大学生が立ち上げ

①文科省が学校再開に向けた指針公表、「９月入学」は課題精査

文部科学省は休校中の学校の段階的再開に向け各学校の再開時のガイドラインを発表した。

・クラスを複数グループに分け、それぞれ別々の教室で授業を実施
・時間帯や日によって登校するクラスや学年を分散
・小１・小６・中３の3学年の登校日を優先的に設定
・小さいきょうだいの世話をするなどしていた児童生徒が登校日となった際のきょうだいの居場所を確保
・調理実習や密集を伴う運動など感染リスクの高い授業を当面見送り
・給食を弁当方式に変更
・休んだとしても欠席扱いにならない

萩生田光一文科相は同日の閣議後会見で、感染症との「付き合い」が長期化するとの認識を示した上で、「じっとしていては何も解決できない」と指摘。感染リスク低減と学校教育の両立を図る必要性を強調した。一方、萩生田氏は９月入学については、「今後の状況を十分に見定めて考える」と述べるにとどめた。

[コメント]「じっとしていては何も解決できない」と言っているが、「９月入学」については「じっとしている気マンマン」なコメント。慎重というより消極的な発言が目立ちます。

　首相は緊急事態宣言を延長する方針ですが、国は学校再開条件は特に示しません。自治体に判断を任せるようですが、再開は休校よりも難しいのである程度のガイドラインが必要だと思うのですがね。自治体に責任を押し付けた感が出ちゃってます。

　ガイドラインについては学校自体に負荷がかかるものが多いですが、いきなり通常授業はできずやむを得ないですね。給食が弁当になるのもやむを得ないですね。毎日でなくても定期的に学校に行く習慣になれば子供のストレスもかなり軽減されるのでは。

②鳥取の県立学校7日から再開、感染拡大見られず判断

[コメント]鳥取は学校再開の予定。最近10日ほど感染者ゼロ。再開できる地域がが少しでも増えていけば良いと思います。また岩手県（盛岡市）も感染者が出ておらず学校は再開予定のようです。GW明けに学校が再開できそうな県の知事は当然ながら９月入学の必要性はあまり感じていないようです。

③無料のオンライン学習支援「休校塾」青梅の大学生が立ち上げ

　大学生がSNSを使った無料オンライン学習支援を始めたというニュース。（休校の）大学生が（休校の）小中高生を助けるという意味での「休校」塾という名前なのだと思いますが、なかなか面白い試みです。大学休校時の一時的な活動（ということで無料）なのだと思いますが、まず行動できるということが素晴らしいです。小中高生の全教科の学習相談から、進路相談、息抜きのおしゃべりまで幅広く対応しているということです。期間限定になるとは思いますが、相談に乗ってもらうのはアリでは？以下から相談できます。