武蔵野市にある吉祥女子中学校が来春２０２１年入試では従来第３回として行っていた２月４日入試を廃止し、２月１日２日の２回入試にすることを発表しました。前回の記事に追加して併願パターンへの影響を考えます。
前回の記事をお読みでない方はこちらからどうぞ
・２月４日に吉祥女子を受けるつもりでいた人は？
・２月４日の吉祥女子は四谷大塚偏差値で６４。
２月４日校の四谷大塚偏差値
豊島岡 ７０
市川 ６４
吉祥女子６４
浦和明の星６３
東京農大一６０
ここから吉祥女子が抜けるわけですから考えどころですね。
・都内で２月４日入試を行い、吉祥女子と同じ程度の難易度の学校がない。
・チャレンジなら偏差値７０の豊島岡を受けるか。
・通えるところに住んでいれば、千葉の市川や埼玉の浦和明の星となる。
・受験せずに休養日にしたり、偏差値帯が低い学校を選び確実に合格を取るのもあり。
・翌日の２月５日は？
上は２月４日でしたが翌日の２月５日はどうか？２月５日校の偏差値
渋谷渋谷 ７０
洗足学園 ６５
広尾学園 ６４～６５
頌栄女子 ６２
５日の洗足学園か頌栄女子が４日の吉祥女子と難易度が近い学校。
５日チャレンジなら渋渋ですが、問題の傾向が違うので注意が必要。
５日までもつれると精神的にきついため、３日までになんとかするのを目標にしたほうがいいと思います。
・受験戦略
・１月受験、午後受験を組み合わせる。
吉祥女子については２月４日が廃止され、２月１日２日入試だけになります。最近の入試傾向として、受験全体の前倒し化が進んでいますので、２月２日までの早期段階で通える学校１校の合格を取ることが大切です。また１月入試や午後受験も視野に入れたいところです。普連土、香蘭、恵泉、晃華、大妻中野などは午後受験があります。
・明の星に通える地域にお住まいなら１月と２月４日の両方明の星もあり。偏差値的にリスクがあるなら併願作戦を慎重に。
・吉祥女子の２月４日募集停止による難易度変化
吉祥女子 ２月１日、２日の定員が増えますが増える割合も多くはないので難易度的な変化はないと思います。近年発表合格人数が少なくなる傾向があります。以前より辞退率が減っていそうです。
他校 ４日の明の星、５日の頌栄は志望者が増える可能性があるかもしれません。ただし、難易度的には変化はないと思います。
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