9月も下旬となり時事問題についてもまとめておきたいところです。今回のテーマは、中学受験で時事問題の取り組み方と2021年中学入試で狙われるポイントです。
時事問題の特徴と取り組み方
時事問題は、ほとんどの学校で出題され、比較的短い時間で頻出範囲をカバーできるので押さえておくべきところです。また入試問題は10月~11月ぐらいには完成すると言われており、時事問題の内容も、9月ぐらいまでに起こった内容から選ばれることがほとんどです。
ご家庭でも少しずつ
大手塾では冬期講習近辺で対策するところが多いようですが、先ほど書きました通り時事問題の内容としては9月ぐらいまでの内容のため、ご家庭でも食事の時やちょっとした雑談に時事問題を入れていくことにより知識を増やしておくことがオススメです。
2021年に狙われる時事問題
①新型コロナウイルス関連
①-1 WHOと感染拡大
・感染症の世界的流行→パンデミック
・世界保健機関 WHO(本部 ジュネーブ) が「緊急事態宣言」2020年1月末。
過去に緊急事態宣言を行ったものは以下、
1)2009年 H1N1(新型インフルエンザA)
2)2014年 ポリオ
3)2014年 エボラ出血熱
4)2016年 ジカ熱
5)2019年 エボラ出血熱
①-2 人々の生活の変化
・集団感染が発生→クラスター、 爆発的な患者の増加→オーバーシュート
・ソーシャルディスタンスの維持 「三密」を回避:密閉/密集/密接
・場所にとらわれない働き方→「テレワーク」推進
働き方改革にも影響あり
①-3 経済影響
・GDPとGNPの落ち込み
GDP(国内総生産):日本国内で生産された商品/サービスの付加価値総計→「場所」が基準
GNP(国民総生産):日本人が生産した商品/サービスの付加価値総計→「国籍」が基準
・訪日外国人激減
・特別定額給付金10万円を一律支給
①-4東京オリンピックが延期→延期は史上初。
過去中止は5回いずれも戦争要因。1940年東京オリンピックも戦争要因で中止。
以下、オリンピック関連で押さえておきたいポイント
・国際オリンピック委員会(IOC)
・2022冬季オリンピックが予定→北京
・山手線新駅「高輪ゲートウェイ」→山手線でその前にできたのは西日暮里駅
②レジ袋有料化
→プラスチックの過剰な使用を抑制
③豪雨被害 九州/熊本
→球磨川(くまがわ)の氾濫
④キャッシュレス決済の推進
⑤スーパーコンピュータ富岳(ふがく)
→コンピュータ計算速度 国際ランキング一位に。
⑥持続可能な開発目標(SDGs)
2015年のサミットで決められた国際社会共通目標→
「2030年までに達成すべき17の目標」
⑦他
・国勢調査 5年に1度
・アメリカ大統領選 トランプ(共和党)vsバイデン(民主党)