中学受験生の親としては志望校を決めるに当たり、進学実績はどうかというのが気になります。そこで今日は進学実績・大学合格実績に力を入れている学校の特徴についてお話します。
自由型・管理型での分類では管理型の学校が多い
学校説明会で進学についての情報が多い
カリキュラムが練られている
海外研修、留学制度や語学教育、アカデミックなプログラムの設置など。ネイティブスピーカーによる語学授業とか。 教育意識が高い親、子が興味がありそうなカリキュラムを準備しています。
論理的思考力やプレゼンテーション能力を鍛える
大学合格実績には直接関係ないように思えますが、将来的必要になるスキルを事前に読み取って教育する学校は大学合格実績も伸びやすい傾向があります。この手の教育はやる側からすると面倒だったりもするので、ひと手間かけた教育を行うかどうかは大事な点といえます。
学校説明会が熱い
進学実績に力を入れようというところはまず良い受験生を取りたいと考えるので学校説明会からやる気が違う、ように思います。
何校か行ってみると、この学校はやる気があるなぁというところが見えてきます。
「ガツガツしている」といってもいいかもしれません。
入試制度に幅がある
進学実績に力を入れようと考えた場合、レベルの高い生徒に入ってきてほしいので、
午後入試、教科数を絞った入試、回数が多いなど、入試制度に幅がある。
これらのことにより中学入試の受験生が集まる
→中学入試の偏差値が上がる
→ポテンシャルのある子が入り、伸びる
→大学進学実績も上がる
→中学入試の受験生が集まる
→以下、繰り返し。
共学別学
共学が人気ですが、学力を伸ばしてくれた学校ランキング、のようなものだと別学のほうが伸びる傾向があるようです。勉強により集中できるとか、別学のほうが指導がしやすいともいわれています。
志望校を選ぶ際、偏差値や大学の合格実績を気にする場合が多いと思います。進学に力を入れている場合でも、国公立合格が多い、早慶が多い、MARCHが多いなど学校により特徴ががあるのでそこを見極めた上で学校を選ぶほうがよさそうです。
付属校で内部進学が減少傾向の学校
東京電機大附属など、付属校でありながら内部進学が減少傾向の学校、元々内部進学率が低い学校は外部の学校に目が向いているといえます。学校として外部受験をする人だけのクラス編成にするなど外部受験をサポートする仕組みを導入しているところもあります。
どうして大学合格実績が高いのかを確認
大学合格実績が高い学校の場合、どうしてそうなっているのを考察しておく必要があります。
単に入学時の生徒の学力が高いからなのか、英語が得意なインターナショナルコールの生徒が実績を作っているのか、入学後伸びる生徒が多いのか?
また合格実績を見る場合には、文系・理系どちらが多いのか?国立大学に強いのか?早慶に強いのか?を確認しておきましょう。意外なことが見えてくるかも。
学校説明会に行くこと
いろんな学校の学校説明会に行くと学校の違いが見えてきまので、いろんなタイプの学校の説明会に行くのがおすすめです。そうすることにより、自分なりの学校を見る「ものさし」が出来てきます。他人の評価や雑誌からではなく、自分のものさしができるこことは大切なことだと考えます。
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