受験者数が多く、中学受験を語るうえで外せない栄東中が2021年の入試日程を発表。7/23の学校説明会で報告された内容のようです。
今日は速報ということで簡単に報告まで、別途掘り下げます。
ＨＰ：http://www.sakaehigashi.ed.jp/news/2020/07/post_391.html
コロナ感染防止による入試変更を発表
7/17に従来のＡ日程のコロナ感染防止による変更点を発表→
栄東が発表したコロナ感染防止による入試変更点を深掘り【受験日時選択制・車送迎可・会場分散】 - 中学受験の下書き
今回は全体的な日程の調整、入試プランの変更になります。
2020年と2021年入試日程の比較
2020年 1/10 Ａ日程：難関大クラス、東大クラスへのスライドあり
1/11 東大Ｉ（特待のみ）：東大クラス（4科目、算数1科目）東大特待のみ
1/16 東大Ⅱ（特待含）：東大（4科目、算数1科目）東大特待含
1/18 Ｂ日程：難関大クラス、東大へのスライドなし
2021年 1/10 or 12日 第1回：難関大クラス。東大、東大特待へのスライドあり
1/16 特待生（特待のみ）：東大（4科目、算数1科目）東大特待のみ
1/18 第2回： 第1回：難関大クラス。東大、東大特待へのスライドあり
1/29 追試験：コロナ感染などで入試を欠席した受験生への追試
・東大Ⅰが特待生入試に名称変更、東大Ⅱが消滅
・従来のＡ日程→第1回入試に変更。1/10 or 12から選択。近年なくなっていた(旧Ａ日程・新1回入試からの）東大特待スライドが追加された。東大スライドは従来のまま。
・感染症などで試験を欠席した受験生に対して1/29に追試験を追加。
・得点開示は変わらず
・全日程で複数会場を実施。1/16は栄東、埼玉栄の2カ所、1/18は栄東、栄北の2カ所へ。
若干受験戦略がかわる可能性
・特待狙いの受験生は必ずしも旧東大Ⅰ（新特待生入試）を受ける必要がなくなる。
・第1回合格発表が1/13になることによる併願校プランに影響。
→従来なら1/11に発表があったので1/12,13を中心に併願校プランがかわる可能性があります。
・第1回が選択制（2日間より選択）になることで、今まで併願できなかった組み合わせも可能に。
→1/10の開智とかが受験可能になります。
・第1回が選択制（9時集合と10時集合）になることで、午後受験について精査が必要。
→近年埼玉の午後受験が広がっています。午前の栄東入試が、9時集合なら午後受験に間に合うが、10時集合ならＮＧというケースが考えられます。
かぶりそうなのが、1/10午後の星野学園、西武文理、城北埼玉などがあります。午後受験校が間に合う時間帯にずらしそうな気もしますがどうなるか？
1/10午後には埼玉栄もありますが、これは配慮されるのが確実ですので問題ありません。
・算数1教科型の入試が2回→1回に。
→算数1教科入試の方は選択肢が減ります。
2021年の受験をけん引する栄東
このタイミングでの情報の開示、追試や日程選択制など新たな対応の追加は、「やれることはやる」という姿勢がはっきり見えました。他校も同様の施策を取る可能性がありそうです。
今日の「面白くためになる語彙動画」
『0時限目のジーニアス』が面白すぎるので
youtube『0時限目のジーニアス』のクオリティと量が圧倒的な件【中学受験に役立つ】
その日テーマにあったコント動画のリンクを貼っていくことにしました。
『今回の栄東の対応はコロナ対策についてやれることはやるという「芯の通った」対応といえるのではないでしょうか？』
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