先日の
入学してみると模試で合格可能性80%だった人いない説の検証
の補足記事です。
ちょっと気になったので補足
— 中学受験の下書き (@jukenshitagaki) 2020年10月8日
第一希望が多いと思われている開成ですら「合格可能性80%で合格した人」のうち6割が辞退するので、実際に入学する人は思いのほか少ないです。辞退した人の進学先はほぼ筑駒です。 https://t.co/vsqLFwaCCG
模試の合格可能性とと辞退率
【中学受験2014】四谷大塚、模試偏差値ごとの合否がわかる入試結果グラフ
tweetのときは別のデータを見ていたのですが、こちらのデータだと合格可能性80%で合格した人のうち56%(16人中9人)が辞退しています。
入学者のうち合格可能性80%だった人が占める割合は合格者50人中7人ですから14%ですね。「いない」というほどではないですが、前回同様少ないとはいえそうです。
そもそもこの年は合格可能性80%で不合格の人も多め。年度ごとに若干は変わってくるものとは思います。今受験生の方は最新のデータをお持ちかもしれないのでそちらで確認するとよいかもしれません。
開成・筑駒の合格・進学データ
念のため開成・筑駒の合格者と進学者のデータがわかるものとして洗足小学校の合格人数・進学人数(辞退人数)を見てみます。https://www.senzoku.ed.jp/support.htm
2019年 開成 合格者1 進学者0 筑駒 合格者2 進学者2
2018年 開成 合格者5 進学者2 筑駒 合格者4 進学者4
2017年 開成 合格者4 進学者1 筑駒 合格者2 進学者2
筑駒-開成以外の併願パターンも若干含まれていそうですが、筑駒進学、開成辞退は多いと推測されます。一方、筑駒の辞退は少なそうです。
自分も含めてだが親はどうしても80%の判定にこだわりすぎるところがある。
— 中学受験の下書き (@jukenshitagaki) 2019年10月19日
ただ、
60%でも60%は合格するし、
40%でも40%は合格する。
80%でないから悲観的になったり、
志望校を変えたりするのはよくない。
50%偏差値があるならもう当日の運次第というところである。
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