中学受験の下書き

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(6/8更新)第2回志望校判定サピックスオープン 平均点・難易度予想・SNS動向まとめ

 今日6/7は第2回志望校判定サピックスオープンが行われました。受験された方、お疲れさまでした。第1回が自宅受験ということもあり、ちゃんとした?サピックスオープンとしては6年になって初めてのものとなります。そして、久しぶりの校舎でのテストとなりました。いかがだったでしょうか?

<2020/06/07 22:50>速報記事

<2020/06/07 23:30>全体的なアップデート

<2020/06/08 22:40>コベツバの解説動画追加、SNS動向を中心にアップデート

記事は随時、更新いたいします。 

SNSでの反応

全体的にかなり難しい、第1回と比較しても問題単体にとしても難しいというコメントが多かったです。国語・算数の特にB問題。

第1回と比較しても平均点がかなり下がりそうです。コロナ休みでペースが崩れている人に喝!といったところでしょうか。

あと、終了時間が遅かったせいもあり、まだ、全体的にSNS上での情報が少ないですね。ただSNS上では、難しかったのは確かだが、受験ドクターの平均点予想は低すぎるのではないか?というコメントが散見されています。

A問題、B問題合わせて5時間。長丁場であり、B問題の後でのA問題、その中も後半の理科は集中力がなくなったり、疲れがでたという感想が割と多いです。理科のA問題で点を落とすケース。テストを2回受けるのと同じということで、午後受験を考えている人にはその予行練習にもなりますが、やはり大変です。

サピックスの算数B問題はヘビーな思考力が問われる問題が多く、女子校では、最難関でさえも、ここまでヘビーな思考力を問う問題があまり出ないので、女子校に絞っている人はどこにターゲットを置いて勉強すべきかはちょっと悩むところ。(ただし渋幕とか、共学最難関では出る)。これはあるある。

国語・社会は記述の採点基準がどうなるのかによって平均点も含めて点数はかなり上下する。平均点も読みにくい。今まで難易度が高いと記述の採点が甘めということが多い傾向がある。理科の記述は正答・誤答の線引きが割と明確なので割と採点にブレがでにくい。受験ドクターの解説でも同様のコメントがあった。

 

下のサイトで受験者にアンケートを募り、予想平均点と予想偏差値60点数をまとめています。データが多いだけに全体像を反映しているといえます。→

ゲーム大好き息子の2021年中学受験と娘2019年

 

 

詳細は後ほどアップデートします。

受験ドクターの速報解説・平均点予想

今日は安倍塾長が不在で、国語の春野さんが仕切り、3密をさけるために、リモートで各先生が参加。SNS同様、全体的に難しいというコメントが目立ちました。以下、平均点予想とメモ。

どうでもいいことなんですが、動画には出ていない安倍塾長が、サムネイルには映っていますね。国語:春野先生、理科:澤田先生、社会:清水先生、算数:吉岡先生ですね。社会が安部塾長→清水先生にかわってますが、基本的にはいつも通りですが、A問題、B問題と問題数が多かったこともあり解説も長かったです。

以下の受験ドクターのサイトから今回のテストの速報解説動画が見られます。

・国語

Aタイプ問題。

論説文。抽象度の高い問題を抜き出し。
比喩表現、例えているもの、例えられるものを把握する。
文法問題→同じ言葉に置き換えてみて、一つだけ置き換えられないものが仲間外れ。

物語文。重松清

平均点予想→85以上で90を切るのでは?

Bタイプ問題。小学生には難しい。難関問題。
情報を正確に取る。難しすぎるので記述の採点は甘くなるのでは?

平均点予想→35から40。かなり難しい。 

ワタシは受験ドクターの国語の春野先生にいつも注目していますが、今回もサピックスの模範解答に苦言を言ってましたね。解説に説得力があります。

 


・理科 

Aタイプ問題とBタイプ問題で難易度に差がある。Aタイプ問題はやや易しい、Bタイプ問題は難しい。
Aタイプ問題:
電磁石。磁石のしまい方、軟鉄をつける。

燃焼。ろうそくが消えるときは、酸素が0%ではなく実は16%程度、残っている。
気体検知管。以前は教科書になかった。数年から。新傾向。

消化に関する問題。例外の事項が出る
胆液は肝臓で作られている。作られる臓器、〇臓と〇液が一致しない例外。
消化液は消化酵素が入っていないという例外。

太陽の動き。

全体的には入試に出やすい基本事項を押さえた良問。復習に役立てて欲しい。

平均点予想→60点台。


Bタイプ問題:かなり難しい。
炭酸水素ナトリウム。B問題の中ではまだ取りやすい。
タスマニアデビル。免疫の働き。時事問題。免疫の出題はコロナを意識していると推理。作問者の熱い思い。
ブラックホール、万有引力、接戦方向に運動する。難しい。この問題を取れる子はほとんどいないのでは?
→難しすぎて、差が付きにくい。復習から除外してよいのではないか?

平均点予想。平均は50点を切るのでは?45-50点。

リード文の読み取り能力にも差が出る。

 

・社会
Aタイプ問題。地理の出題が多く、問題数が多いので時間配分に注意。
歴史。比較的得点しやすい。文化史(宗教)。
日本の領土の移り変わり。
地理。学習したのが前で忘れているのでは?伝統的工芸品。
資料の読み取り。
Bタイプ問題。資料の読み取り、本番の入試に近く難しい。
記述100字。難易度が高いので記述の採点は多少甘くなるのでは?

Aタイプ問題 地理は忘れていて平均点は下がる予想。55点前後。
Bタイプ問題 受験本番レベルの難しさ。40-45点。

 


・算数 
Aタイプ問題:後半が難しい。時間が足りない。時間を省略できる方法がとれるか。
距離、速さ比がわかるので、時間比がでる。
円の問題は中心からの補助線。
相似比から体積比 4:5→64:125
場合分け→イヤなところで場合分け。

Bタイプ問題:筑駒、開成、麻布志望者に有効な問題。それ以外の方は時間をかけて復習する必要はない。同じ問題に出くわすこともなさそう。
・どうしてグラフが書いてあるのか?グラフを書くことで簡単になる?と気づけたか。

・2グラム、3グラム問題は汎用性があるので、復習の価値あり。

平均点予想 

Aタイプ問題 60-65点
Bタイプ問題 40-43点

中学受験コベツバの解説

昨年からサピックスオープンの解説動画を出しているコベツバさん。

算数では、各問題の解説もあり、わかりやすいです。難易度ごとにA、B、Cで分けられています。難易度順にA<B<C。

Aタイプ問題:難易度A 108点分。難易度B 28点分。難易度C 14点分

Bタイプ問題:難易度A  58点分。難易度B 76点分。難易度C 16点分

ちなみに第1回はどうだったかというと、

Aタイプ問題:難易度A 126点分。難易度B 16点分。難易度C 8点分

Bタイプ問題:難易度A  68点分。難易度B 64点分。難易度C 18点分

第2回は第1回と比較して

Aタイプ問題は難易度B、難易度C問題が増え、易しい難易度Aの問題が少なくなっています。難化傾向が顕著です。

Bタイプ問題は難易度Bが増え、その分難易度Aの問題が少なくなっています。難易度Cの問題は変わらず、やはりやや難化傾向といえます。

詳細な解説がコベツバさんのWebにありますのでそちらもご参照ください。

 

若干波乱のサピックスオープン、A問題の復習を

 今回は難易度が高く、前回との落差から厳しい結果となった人が割とおおいかもしれません。A問題を中心に復習しましょう。

この時期はA問題が取れているかが大事です。B問題の学習が十分でなくが点が取れていないくても、A問題が取れていれば今後の成績がぐんと伸びてくる可能性十分です。
A問題のデキがB問題より大きく下回っている場合は原因を分析してみましょう。ミスが多いタイプ、基礎をおろそかにするタイプかもしれません。A問題の弱点をほったらかしにすると、秋口から成績が伸びにくくなります。A問題が苦手な人は今振り返りをしておきましょう。必ずです。 

  

今後全体的にアップデートします。

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