7/13は合不合判定テストでした。みなさん模試の復習やってますかね。ただやれてない人が多いんですよね。「何故やれないのか?」「どうやるのがいいのか?」「やったらどうなるのか?」等、今回は「模試の復習」をテーマにしたいと思います。
子供はなぜ模試の復習をやらないのか?
まず大原則として子供は大人よりも復習が嫌いです、全くやりたがりません。なぜでしょうか。
・一度やったものには興味がない
子供というのはとかく「2度目」というのが嫌いです。
・塾の宿題ではないから
子供はまず塾の宿題からやります。模試の復習が塾の宿題になるケースは少ないようです。宿題でないものの優先度は高くなりません。
で以下に復習の方法やらについて書きたいと思います。相反するものもあるので、全部やることは難しいですが、自分に合った方法を試してみるとよいと思いまます。
正答率によって復習問題を決める
一番オーソドックスな方法です。間違ったものは時間をあけてもう一度やるのがオススメです。時間をおくと出来なくなっていますが、怒ってはいけません。それが普通です。もう一度復習してみましょう。
もう少しで正答できそうな問題を復習
試験当日にやるべき振り返り
①時間配分がきちんとできたか?
国語:国語は時間配分がもっとも大事な科目です。時間が足りなくなる人は原因が何かを書くにしましょう。
問題の見切りができずに深追いしてないか?
記述に時間がかかったか?
抜き書きに時間がかかったか?
漢字・語句に時間をかけてないか?
等、その要因を1行程度でまとめておいて、
今後の演習でそれを意識するだけでも変わってきます。
算数:合不合の場合はまず事前にある程度のタイムテーブルを立てておきます。
たとえば、
・1周目:まず解ける問題を一通り解く→〇分、
・2周目:飛ばした問題を得点可能問題と捨て問に分けて取れるところを取る→△分
・3周目:残った時間で全体的な見直し、時間があれば未回答問題を解く→最後まで。
とか、そんな感じです。適当なタイミングで時計を確認する習慣をつけること。
自分の計画と誤差がどれだけあったかを確認しておきます。
なお学力到達レベルが低いほど時間の見積もりに誤差がでます。
試験当日と成績が出た後の2回復習
なかなか難しいかもしれませんが、本当は試験は試験を受けた当日と平均点・正答率とともに自分の結果が出た後の2回復習すると良いです。それぞれ目的が違います。
1回目は知識の確認、2回目は勉強法の見直しに使います。
試験当日:頭の中に答えを出したプロセスが残っている。問題が鮮明に残っているので、間違った問題のショックも大きい→復習すると頭に残りやすい。
自分の持っている知識の補強。ミスした場所の明確化。
成績が出た時:正答率、全体の平均点・大問ごとの平均点が明確になる→自分の回答と平均点、正答率を見比べながら自分がどこで劣っているのか?どこが強いのか?を意識して復習できる。
自分の結果をもとに勉強のやり方、リソース配分を見直すことが可能になります。
復習する時間がない模試は受けてはならない
これは個人的な意見ですが、模試の復習は中学受験のうちで最重要な勉強だといえます。というより、それより優先すべき勉強というのを正直思いつきません。
模試は必ず復習する必要があります、しかし世間では「模試を復習する時間がない」という声をよく聞きます。
本当に時間がないのであれば、タイムマネジメントの問題です。模試を受けすぎているのか、塾の授業を受けすぎているのか、塾の宿題を優先させてしまっているとか、何かの理由があるはずです。
根本的に時間の使い方が間違っている可能性があるかもしれないです。
復習する時間がない模試は受けてはいけないと考えています。
もし無料だからという理由だけで受験している模試があるならやめませんか?
今回はここまで。読んで頂きありがとうございました。
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