演習問題、過去問が中心となるが、漠然とやるのではなく、やるべきことを意識して解くことが大事だと思います。
・基礎問題の失点をふせぐ
場合分けごとに、計算していく問題、場合の数、体積、面積の計算などは間違いが発生しやすいです。
毎日1行問題を解くことによって間違いは減ってきます。
算数が苦手な人はまず基礎問題の失点をふせぐことをこころがけましょう。
・時間配分の明確化
過去問はやる前におおよそのペース配分を決めておく。
1問に対して考えすぎずに最初に決めたペースを意識して解く。
学校によって時間に余裕があるかは違うので注意すること。
・学校ごとに問題は違う
当たり前ですが学校ごとに問題は違います、まず過去問本にのっている分析を読んでき、解きながら「この学校は〇〇分野が多いな」、「場合分けで細かい計算をさせるな」、「典型問題ではなく思考力問題が多い」とか、問題傾向を意識しながら演習するだけでも大きく変わってきます。
・ミスが多い人
ミス要因を付箋紙に書いて壁に貼ってことあるごとに読むってわりと効果があります。ケアレスミス対策記事を紹介。
・過去問レベルの克服
難関校は特にですが過去問は慣れてくるのに時間がかかります。慣れが足りなくて得点できない人が結構多いものです。ちょい難しめの初見の問題、切り口がいつもと違う問題が苦手とか。
自分の志望校の過去問を中心に、似た傾向のある学校の問題など、初見に対する耐性をつけるようにしましょう。難しそうな問題でも枝問の(1)は割と簡単なことが多いです。
難しいと思ったらまず条件を図や表にしてみたり問題を見やすくできないかを考える習慣を。
・捨て問のセンス
全て解けるわけではない。捨て問題をいかにつくるかということも課題です。
難易度、残り時間から解く問題、捨てる問題を瞬時に判断できるようにしましょう。
結構慣れの部分も大きいといえます。
難しい問題を果敢に解きにいくより、見直しをしたり、捨て問と割り切ったりするほうが得点は安定するし、伸びることが多い。
・攻守の切り替え
点数を取りに行く→1度飛ばした応用問題を解きにかかる
点数を守る→ミスがないように見直す
テストの後半の時間はどちらかを選ばなければいけなくなることが多くなります。どちらがいいかは状況によりますが、場数を踏めば割と良い判断ができるようになってきます。過去問を通じて状況判断能力を身につけよう。
・解けそうな問題から
当たり前ですが解けそうな問題から解くのが良いです。合不合やサピックスオープンは難易度順に並んでいることが多いですが過去問、入試問題はそうはなっていないことが多いからです。
・復習と初見問題のバランスをとる
典型問題も苦戦する場合は、その復習に力を入れること。この分野の典型問題なら解けるという部分を増やすこと。それにより自信も出てきます。
逆に、典型問題の合不合・サピックスオープンでは点数が取れるが過去問や学校別模試では点が取れない場合は難しめの初見の問題をやる機会を増やすと良いです。
・4科目で算数中心に考える
やはり最重要科目は算数です。算数が苦手な人は典型問題は確実に取れるようになって、最低でも受験者平均を下回らないようにできると良いです。算数をおろそかにしないようにしましょう。大きな飛躍でなくても、1つ上にレベルアップするだけでも変わってきます。
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