今回のテーマはあるあるのレベルだと思いますが、「ちょっと息抜きをしてしまうと勉強に戻れずダラダラしてしまう」という話と、そこから勉強モードに戻る方法とかの話です。
「ウチの子はそんなことないかなぁ」という方は今日の記事は役に立たないと思います。
こういうことありませんか?
・「勉強頑張ってので、息抜きとして子供にゲームをさせたらダラダラやってしまい勉強に戻れなくなってしまった。結局、勉強頑張った分、遊んでしまいプラスマイナスゼロになった。」
・「少し気が引けたが、子供がどうしても言うので「鬼滅の刃」の映画を見に行った。帰宅後もパンフレットやらグッズやらが気になってしまい勉強に戻れない、また鬼滅の考察サイト、レビューサイトを丹念に見出し、鬼滅勉強の方に夢中になっている。」
・「受験勉強に効くというyoutube動画があるという情報を見つけたので子供に見せた。その動画自体は割と良かったが、その後も子供がyoutubeで有名youtuberのエンタメ動画を見出して止まらなくなってしまった。」
これらはありがちなダラダラ問題です、特に秋はイベントがあったりしてこの手の問題が多発します。他にも以下のようなときに同じような問題が発生します。
・スポーツのイベント(サッカー中継とか)
・好きなアイドル・タレントのTV、エンタメ動画
・志望校のオンライン文化祭
・親戚との会合
・学校行事
大事なことは「イベントを見たり、参加したりするそれ自体が悪いのではなく、イベント後、ダラダラしてしまいその後の時間を無駄にするのが非常によろしくない」ということです。
勉強モードに戻るトレーニングを
イベントに参加した後にいかに勉強モードに戻るかのトレーニングをしておくことが必要です。受験勉強の中、勉強以外のことをやると気も晴れますし、興奮さめやらぬ状況になります。そうすうると「今日はいいか疲れてるし」「明日からにしよう」とズルズルいってしまいます。勉強をやらなくてもいい理由はいくらでも出てきてしまいます。
オンオフの切り替えをいかにうまくやるか、時間のマネージメントが受験ではかなり大事になります。
・大人も同じ
大人でも連休明けの月曜日に会社に行きたくないなと思いませんか?
ただ頑張って月曜日会社にいって仕事すると、火曜日はなんとか行くことができます。
ポイントは休み明けが一番キツイということです。そしてそれを先延ばしにするとやるのがよりおっくうになってくる、という性質があるのです。
私自身もこのダラダラ、後回し人間なのですごくわかります。連休明けはこの世の終わりぐらいの嫌々さがあります。
・ちょっとしたコツ
ペースが乱れそうなときに、勉強モードに戻すのはコツがあります。
①勉強に戻る最初の1歩をできるだけ、軽いもの、短時間でできるものする。
②絶対当日のうちに行うということです。
③そして①と②のことをイベント前に子供と合意しておく
自分の場合、当日なら1の頑張りでできるが、次の日になるとやり出すのに3~5の頑張りがないとできない感じになります。
最初にやる勉強は重いものは避けてください、国語の読解、算数の応用問題とかさけるべし。算数の計算問題、1行問題とか、国語の知識とか軽い勉強でかまいません。あと、手を動かすもののほうがいいです、
それを20分でも30分でもいいからその日にやることです。この20分、30分が、後の何時間分の効果を生みます。
ズルズルといってしまうパターンは、やらなくちゃと思いつつ面倒だな、テキストどこやったっけかな、ごはんたべてからやろう、少しテレビ見てからやろうと、少しずつ先延ばしにすることです。
たとえば、出かけるイベントがある場合、でかける前に1行問題を5題、印刷して机の上に置いてからでかけ、帰ってきたらまずその5題をやってしまう。
塾の宿題のページを開いてでかけるとか、原始的な方法ですが案外効果があります。
ちなみにですが、私は連休明けの前日、つまり休みの最終日に会社の仕事を少しだけでもするようにしています。これも基本的に上に書いたことと同じで休み明けの仕事を休み中にほんの少しでもやっておくと、連休明けに仕事にいくイヤイヤ度が減るからで、かなり効果的です。
成功体験ができると強い
いつもはダラダラしてしまっていたが、今回は頑張って1枚プリントできたぞ
→次の日のやりたくない度合が少ない、昨日1枚やってたからサクサクすすむ。
この体験を1度でもやると当日に少しやることの重要性がわかると思います。やったら確かに次の日ラクになるな、という感覚が大事です。
ノリでちょこっとやらす
あと子供との関係性にもよるかなと思いますが、ノリでちょこっとやらすという手が使える親は強いです。無理にやらせるのは逆効果かもしれませんが。
「さて、今日は楽しかったね。帰ってプリント1枚やるよ~」
「いやいや、今日疲れたし」→「疲れた?じゃちょうどいいね、1日の締めに1枚さくっとやっちゃおう。」
「明日で良くない?たぶん、間に合うし」→「今日はやるともっといい!明日はどーなるかわかんないしね、今日やっちゃおうか。」
「今日は絶対やらね」
→「よしわかった、食事、食べてからやるのと、その前にやるのどっちがいい?」
このように2択作戦で子供に選ばせるのは有効です。大事なのはどっちを選んでも勉強をやることになるのと、片一方の選択肢が少し子供にとってマシにする?選びやすくしておくことです。この2択作戦は有効なので覚えておいて損はありません。
これでも上手くいくとは限らない
ここまでダラダラ撃退の対策方法を書きましたが、ではこれで100%ダラダラしないかというとなかなか難しいと思います。少しマシになったかな?かもしれません。
最初は大変ですが、少しずつ改善していくことで、子供のダラダラを減らせる手が打てるようなりますので継続してやってみてはどうでしょうか?
さいごに
勉強モードに戻れずにズルズルいってしまうのは、誰にでもあると思います、自分は〇〇の後はにそうなりやすいと意識するだけでも違います。
あと大人からみると子供はよりズルズルいく傾向があります。気分転換も時として必要ですが、そこからどうやって勉強モードに戻すかという練習もしておくといいですよ。
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