9月から12月はテスト・模試が多い季節です。9月13日の四谷大塚 合不合判定テストを皮切りに各塾とも数多くの模試・テストが予定されています。今回のテーマは秋の模試・テストについての注意事項やらアドバイスについてです。
合不合判定・サピックス合格力判定テスト
先日、テストの受け方、注意について記事を出しました。こちらを読んでいない方はこちらを先にどうぞ→
合不合・サピックス合判の対策について。「偏差値の見方」「科目別対策」「親の心構え」とか。 - 中学受験の下書き
これ以外にも秋の試験についての知っておいてほしいことなどを書きます。
総合模試と学校別模試
合不合・サピックス合判→総合模試。特定の学校を対象にせず総合的な学力を測定。
学校別合格判定模試→冠がついている学校の入試問題傾向に合わせた問題で学力を測定。
志望校の合格判定はその学校の問題傾向に合わせた学校別のほうが正確です。総合模試は併願校など学校別模試を行っていない学校の総合的な合格判定を知るのに適しています。
【中学受験】志望校を決めるために必要な「総合模試」と「学校別模試」について - 中学受験の下書き
試験の受け方
いきなりですが、ワタシは
『模試は受験本番と思って受ける
逆に受験本番は模試だと思って受ける』
というのが良いと思っています。
2月の受験本番、受験が連続するときに
「また受験って面倒臭いなぁ~」という感想が出てきたら悪くないです。
緊張しまくるより期待できます。
模試会場での別れ際
ところで模試で試験会場まで送って行き、子供が会場に入る別れ際で何かやっていることがありますか?
毎日何時間も勉強した成果が試される模試というと、正直なところ親の方が緊張してきます。子供を応援したいけど、余計な緊張をさせてはいけないという状況。
試験の直前に子供にかける言葉は結構難しいかなとも思います。
ウチの場合はハイタッチしていました。割と応援の気持ちが伝わる気がします。
模試会場での答え合わせ厳禁。
あるあるというか基本ですが、友達が同じ試験会場にいるときに、科目間の休み時間に答え合わせをしてはダメです。間違いが見つかるとメンタル的に引きずってしまいます。
悪い結果について怒らない、ごちゃごちゃ言わない
保護者としては秋のテストに対しての期待は大きなものだと思います。期待が大きいだけに芳しくない結果が出ると残念に思いますが、テストの結果が悪かったしても怒ったり、ごちゃごちゃ言ってはいけません。そのことは本人が一番わかっているからです。
百害あって一利なし、です。
復習・解きなおしは正答率をみて行う
正答率に応じて復習していくのが良い感じです。誤答している問題のうち正答率の高いものを優先させて復習します。
採点がおかしいと思ったら必ず確認
結果が出たらその解答用紙を親が確認するべきです。そこから得られるものがあります。採点に疑問があったら必ず確認を。
模試の採点でおかしいと思ったら、採点ミスであってもなくても確認したほうがいい話。